紛争の内容
被疑者は、飲食店で店員と口論になり、お店の備品を壊してしまいました。
交渉・調停・訴訟などの経過
被疑者は当初から犯行を認め、反省していました。
そこで、弁護人は被害店舗に連絡を取り、被害弁償の上、示談をさせていただきたい旨交渉しました。
また、被疑者の身元引受人になれる方に連絡をとり、示談金の立替をお願いしました。
本事例の結末
交渉の結果、示談金および示談内容について合意し、示談をすることができました。
検察官にも示談成立の旨報告し、本件については不起訴処分となりました。
本事例に学ぶこと
器物損壊では、早期に被害者に連絡を取って示談交渉をおこない、可能な限りの被害回復を図ることが重要です。