【万引き事件について、保護観察処分を獲得した事案】

事案の概要

少年は、家族の元を離れ、施設や友人宅を転々とするなどで生活していたところ、スーパーで万引きをしたとして、逮捕・勾留され、家庭裁判所に送致されました。

本事例の結末・結果

少年の家族も、少年と同居することを拒絶する状況であったため、少年院送致も十分に考えられる事案でしたが、そのような少年を積極的に受け入れている建設会社の社長に連絡を取り、少年の住み込みでの就職をお願いしたところ、同社長も少年と面会した上で、快く少年を引き取ってくれることとなり、保護観察処分となりました。