家族や知人が逮捕されてしまった場合の一般の方の面会について説明します。

留置場はどこにある?
留置場は捜査を担当する各警察署に備え付けられています。
そのため、被疑者は捜査を担当する警察の留置場に留置されることになります(埼玉では各警察署の留置場とは別に県警本部の留置施設というものがありますので、そこに留置される場合もあります)。

逮捕直後に面会できる?
捜査機関の判断により可能な場合も稀にありますが、被疑者が勾留されるまでの間(逮捕から72時間以内)は面会は難しいものと考えた方がよいかと思います。

面会受付時間は何時から何時?
面会は平日のみ、一般的に午前8時30分から午後5時15分まで(午後0時から午後1時までは昼休み)とされています。
しかし、面会の受付時間は午後4時頃で終了してしまうことが多いため、終了時間間際に行ったのでは面会できない可能性があります。
なお、被疑者が捜査の関係で連れ出されている場合がありますので、警察署に出向く前に被疑者が留置場にいるかを電話で確認することをお勧めします。

実際に面会できる時間はどのくらい?
面会時間は15分から20分程度に制限されています。
面会前に聞くべきことや伝えるべきことをまとめておかないと面会を途中で打ち切られてしまい、面会の目的を達することができないということもありますので、ご注意ください。
なお、面会室には警察官が立ち会いますので、被疑者と面会者のみの空間ではありません。