紛争の内容
器物損壊事件で逮捕・勾留されました。被害者は，とあるマンションの管理組合でした。
交渉・調停・訴訟などの経過
勾留後，まずは被害者側と連絡を取り，今後の見通し等を説明した上，本人に念書を，被害者は被害届取下書を交換するということで見解が一致しました。夜間ではありましたが，ご対応頂き，その足で夜間の裁判所窓口へ行って，準抗告申立を行いました。なお，裁判所では夜間窓口があり，準抗告等の受付は２４時間体制で行われています。
本事例の結末
結論としては，準抗告が通り，勾留決定が取り消され，本人は勾留２日目には釈放されました。
本事例に学ぶこと
刑事事件については初動，スピード感がとても重要です。弁護人を通じて，速やかに必要な行動をとることで，早期に釈放を得ることが可能です。
