「子どもが事件を犯したとき,周りの大人は,反省しなければならない。その子に対して「悪かった。ごめんな。」と優しく声を掛けてあげて欲しい。」 私が感銘を受けたO弁護士の言葉です。 少年事件に取り組むと,つい「その子の悪い部・・・
「コラム」の記事一覧(5 / 6ページ目)
少年法適用年齢が引き下げられるの?
公職選挙法が改正され,18歳以上の少年も,昨年より選挙権を行使できるようになりました。現在,民法や少年法についても,成人の基準年齢を満20歳から満18歳まで引き下げるべきではないかとの議論が活発化しており,新聞紙面を賑わ・・・
企業秘密の持ち出しについて
報道によると、平成30年(2018年)5月1日、京セラ創業者の稲盛和夫氏が考案した「アメーバ経営」に関する企業秘密を不正に持ち出したとして、京都府警が、42歳の男性を、不正競争防止法違反(営業秘密の領得)の被疑事実で、送・・・
強制わいせつ罪について
TOKIOの山口達也さんが、強制わいせつ罪で書類送検されたとの報道がされていましたが、何をするとこの罪に問われ、どのような刑が課せられるか、ご存知でしょうか? 刑法は、 ①13際以上の者に対して暴行又は脅迫を用いてわいせ・・・
飲酒運転で捕まった人の末路
飲酒運転はなかなか減らず、当事務所にご相談いただく人も多いように思います。 そこで、飲酒運転に関する知識をまとめておきます。 飲酒運転の行政処分 1.酒酔い運転 ※「酒酔い」とは、「アルコールの影響により車両等の正常な運・・・
彦根警察官射殺事件についてのコメント
平成30年4月11日、滋賀県彦根市の交番で、19歳の司法巡査が、41歳の巡査部長を銃殺するという衝撃的な事件が起こりました。 一部報道によれば、被害者の警察官は交番内で頭部を撃たれたとのことであり、犯人は、「罵倒されたの・・・
否認事件での反対尋問の一例
否認事件(例えば、犯行を否定している事件)では、検察官側は目撃証人等を証人として出してくることがあります。 弁護側としては、証人が、「犯人を見た」と証言した場合、「その証言は信じられない」という方向で、反対尋問をする場面・・・