事件の内容

依頼者の方は、自宅にて配偶者と口論になり、暴力をふるって怪我をさせました。
騒ぎをうけて警察官が自宅に駆けつけ、現行犯逮捕されました。

本事例の経過、結末

初回接見で事情をうかがったところ、本人は怪我をさせてことを認め、猛省していました。
そこで、被害者の方へ連絡し、どうすれば依頼者の方を許していただけるか、意向を確認しようとしました。
すると被害者の方は、今回のことを反省しているのであれば、これ以上の勾留や処罰は求めないとのことでした。
そこで、被害者の方とお会いし、上記の内容の上申書を作成してもらいました。
そして、検察官に対し、上申書とともに不起訴処分とすべき旨の意見書を提出しました。
最終的に、本件は10日間の勾留後、不起訴処分となりました。

本事例に学ぶこと

被害者の方との連絡に際しては、加害者側からの連絡により再び被害者の方に恐怖心等を与えないようにするため、細心の注意を払う必要があります。
このような事例では、弁護士はこれまでの経験を基に、適切に対応いたします。

弁護士　赤木誠治