紛争の内容
被疑者は、職場内でのトラブルが原因で被害者の方に怪我をさせてしまいました。
通報を受けて駆け付けた警察官により、傷害の容疑で逮捕されてしまいました。
交渉・調停・訴訟などの経過
本件では、被疑者は自分のしてしまったことを認めており、とても反省していました。
そこで、弁護人は被害者やそのご家族の方と連絡を取り、本人の反省を伝え、示談させていただけないか交渉しました。
示談金の立て替えについては、ご家族に協力してもらいました。
本事例の結末
被害者の方には、被疑者の謝罪文をお渡しし、治療費や慰謝料等をお支払いして、示談をすることが出来ました。
結果、本件については不起訴処分となりました。
本事例に学ぶこと
傷害事件では、容疑を認めている場合には、被害者の方に謝罪し、可能であれば示談できないか、その可能性を探るべきです。
被害者の方の意向もあるので、すべての事件で示談ができるわけではありませんが、本件では示談をすることができ、被疑者は早期に釈放されました。